こんばんは
進行方向別通行区分ばっかり聞いてる
今日したこと
『TAR / ター』観た
ケイト・ブランシェットの演技がいいのは当たり前の話なので特にいうことない。
以下ネタバレ含む。こんなもの読まずにさっさと観ましょう。
タルコフスキーの『ストーカー』が参照されてるらしいので観ないとな。
基本的に冒頭のインタビューとその後の講義で彼女の在り方は示されているようだ。その後彼女が抱える関係性も明かされていくが指揮者稼業は旅暮らしといった言及もあり、これは彼女の人生の旅とも言える。またバッドエンドとは考えていないが、ラストで指揮者が支配する時間を絶対的に支配された状態になったことについては、彼女が従事するスコアにより仕えるようになった結果と見るかな〜。いやどうだろ。
一番最初のケータイの撮影とところどころ出てきたのは助手かと思ったけどクリスタでいいのかな。それともシーンによって別だったりオルガのもあった?ここはちゃんと追えてなかったので曖昧…
部族に数年留学してた経歴の活用されてたのってインタビュー中と夢の心象風景で水辺に寝てるところがもしかしてそう?くらいなもので他にありましたっけ?数年てキャリアの中でもそれなりに意味がありそうだけど。
あと書籍は助手がゴーストライターでよかった?これも見落としあるかも。
オーケストラの音はもちろん日常のすべての音にフォーカスが当たるが、音に意味を見出すのは聴く側なので隣人のピアノは世界的権威の演奏であろうが騒音でしかないんだよな。この辺りは選民的な側に立った指揮者と世間との認識の相違が思いっきり出る。インターホンの音を曲に取り入れられないか試行するのとは対照的な態度。
オーケストラの本番当日シーンもまあ衝撃的なんだけど、これラストで中途半端な救済やそのままストーンと落ちて終わりじゃなくてそこからこそが描かれていてあのような形で着地するのをいまの映画で観れたことに一番衝撃を受けましたね。すごい指揮者が破綻して破滅とかそういう終わりじゃなかったので。
今日の振り返り
出前が半額やってると頼みがち
明日の目標
さっさと上がる